つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
山本敏晴映像上映&ブックトーク 報告:「地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル」
イベントの行われた2月9日、なんと名古屋では、今年初めての雪が降りました。
朝、新聞のお天気欄を見て、雪だるまのマークに思わず空を仰ぎ、
そして、予報よりも早く雪が舞い始めたときには、
「どうして、よりによって今日なの!?」と、涙目に。
小降りですむように・・・と、必死で祈っていたのも叶わず、
その後、次第にうっすらと積もり始め、イベントの開場時刻には、かなりの積雪が。

しかし、そんな主催者の焦る気持ちをよそに、
本当にたくさんの方が、会場に集まってくださいました。
なんと、定員100名を大きく越えて、138名もの方々が会場入り!
「寒い!」といいながら、駆け込んでくる人たち。
頭に雪をいっぱいつけて、受付にやってきた親子連れ。
個人的にお誘いした方が、わざわざ足を運んでくださったり。
こんな悪天候の中をと、担当のわたしは涙が出そうなくらい、感激しました。

ツバルという国を取り上げた映像や、NPO法人宇宙船地球号の活動について、
あるいは国際協力と環境問題とのつながりや、
それらのテーマと自分とのつながりについてなどに、
参加者の関心の高さを強く感じた、今回のイベントでした。
お越しくださったみなさま、本当に、ありがとうございました。
終了後、帰路がご無事でと、祈る気持ちで会場の片付けに入りました。

「全国で初上映」という今回の映像は、今後、各地で続くそうです。
また、参加者の感想をもとに、継続してグレードアップしていくのだとか。
今回たくさん寄せられたアンケートの束を、
講師のNPO法人宇宙船地球号・山本敏晴さんは、大切そうに抱えて帰られました。

参加者の皆さまからは、センターへの感想もたくさん寄せられています。
わたしたちも、グレードアップした事業をお届けしていきたい。
そう、思っています。どうぞセンターも継続して、今後ともご注目ください。

☆中村奈津子☆

地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル
地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル
山本 敏晴

あなたのたいせつなものはなんですか?―カンボジアより
あなたのたいせつなものはなんですか?―カンボジアより
山本 敏晴
| tsunagaletclb | 山本敏晴映像上映&ブックトーク「しずみゆく楽園ツバル」 | 23:40 | comments(0) | - | - | - |
山本敏晴映像上映&ブックトーク 感想:「しずみゆく楽園ツバル」
侵食。
侵害。
どちらも『人』のすることだと、思っていた。
感情的になることは必要ないと思っていた。
そうしたのは、人なのだから。
嘆くのはおかしい。
大地は海に、海は空に、地球上では、ひとつづきなのだから。
人は、文明と呼び、技術と呼び、地球に産物とゴミを創り出す。
英知と繁栄を良しとし、その裏側にある副産物を隠蔽する。
隠蔽は皺寄せを、やはりこの地球上に押しやり、侵害して侵食する。
産物と副産物、
その両方を同じ重みで、両手にのせることが、向き合うことだとすれば、
山本敏晴さんはそれを継続的に行い、私たちに伝えてくれる人なんだと思う。
どちらかに偏って穿った目で見ても、真実は見えてこない。
人は、創造の後も、ずっとその行く末を見守らなければならない。
そして、その恩恵でない事実も忌み嫌うことなく、受け止めるしかない。
向き合うことでしか、進まない未来。
見つめ続ける勇気をもって、進む未来。
浸食で失くすとしたら、過ぎ去った時間はもとに戻らないとしたら、
いったい私たちになにができるのだろうと、ひとりひとりの胸に聞いてみる。

大切なものはなんですか?

わたしたちに問われている、わたしたちの未来。
この地球上で問われている、わたしたちの未来。

大切なものを守るなら、できることはなんですか?

真実を受け止め、前に進む。

それが『人』であるなら、その事実と向き合って、進んで行けると思う。
真実を伝え続ける『人』から教えていただいた一日だった。


『山本敏晴ブックトーク 地球温暖化しずみゆく楽園ツバル』感想に寄せて

堀 紀美子
| tsunagaletclb | 山本敏晴映像上映&ブックトーク「しずみゆく楽園ツバル」 | 23:30 | comments(0) | - | - | - |
山本敏晴映像上映&ブックトーク 感想:「地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル」
「感動しただけでは終わらせたくない。
何ができるかを考えてもらうための映像を作りたかった。」

NPO法人宇宙船地球号・山本敏晴さんの上映前のコメントだ。

ツバルについては、何度かメディアで取りあがられていたこともあり、「地球温暖化、海面上昇による沈没」といった簡単なキーワードとしての認識はあった。
だが、実際はそんな単純な問題ではなかった。

映像終了後、まさに山本さんが期待する「自分に何ができるか?」
ということを考えざるを得ない方向へと向かう。
帰宅後、会場で購入した写真集を利用しながら、ツバルの抱えている問題の本質、それはツバルのみではなくわれわれ地球に住むみんなの共有する問題であることを家族に話した。
子どもたちは、ゴミだらけの写真をみて、「ゴミと一緒の生活はいや」と自分におきかえて想像していた。
地球の未来を担っていくのは子どもたち。
自分の問題として認知することは大切だ。
そして
「一回しか遊ばないようなおもちゃは買わない。」
「お菓子の袋やプリンカップはリサイクル表示をみてからゴミ箱へ。」
身近なことだが実行できそうなことを決める家族会議へと進展した。
私たち家族にできることはほんとうにささやかなことだが、無関心、知らないふりをするよりは、地球のためになると信じたい。
いつまでも「青い地球」であってほしいから。

さて、この日、映像から受けた強いメッセージとともに、もうひとつ心に残ることが・・・。

映像上映&ブックトーク終了後、託児室に預けていた子どもを迎えに行き、
そのままサイン会の列に並んだ。
サインをまっている間、5歳の息子に、お絵かきイベントのマルアオ君の絵
−地球に温度計が突き刺さった衝撃的な絵−
の、ページを見せた。

私  「これ何の絵かわかる?」
息子すかさず、「地球温暖化の絵だよ」
私  「えっ、なんでそう思ったの?」
息子 「だって地球がオレンジ色になっているもん。
船も大変なことになっているよ。」
私 「どこで地球温暖化のこと知ったの?」
息子「ママとニュースだよ。」

息子が地球温暖化という言葉を知っていたこと、子どもなりにその意味を理解していたことに驚くと共に、5歳の子どもにもわかるアマラオ君の絵。
あらためて、アマラオ君の絵が発信するメッセージの強さに驚いた瞬間だった。

(深井希代)
| tsunagaletclb | 山本敏晴映像上映&ブックトーク「しずみゆく楽園ツバル」 | 22:50 | comments(0) | - | - | - |
山本敏晴映像上映&ブックトーク 感想:「地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル」
「地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル」のタイトルを見たとき、よくある日本のTVドキュメンタリー番組のイメージを持った。
例えば、−美しい空と海。貧しいけれど、人間的に豊かな生活をするツバルの人々。
そこに押し寄せる温暖化による海面上昇、島沈没の恐怖。ああ、罪のないツバルの人達、かわいそうだよね〜。
先進国のわたしたちは、もっと環境に気をつけないといけないよね〜。と同情的感想を促す映像。
この映像もそうかな、と半分、斜に構えていた。ところが、まったくいい意味でわたしの期待を裏切った。

なにしろ、制作者の山本敏晴さんの第一声は、
「この映像は、未完成です。もっと、いいものにするために、みなさんによくない部分をどんどん指摘してほしい」だった。
なんと、参加者にモニタリングを要請したのだ。
素直なわたしは、言われるままに必死で映像をチェックすることになる。

映像は山本さんが長年活動を続けている「お絵かきプロジェクト」の紹介から始まる。
世界中の子どもたちに「あなたの一番たいせつなものはなんですか」と問いかけ、
「たいせつなもの」を描いてもらうプロジェクトだ。
9割の子どもたちが、「家族」や「友達」「平和」などを書き、「たいせつなもの」は、どの国も共通しているところがあるそうだ。
どんな国でも、どんな言葉を使っていても、「やっぱりみんな同じ人間だ」とほっとする。
しかし、1割の絵の中に、その国独自の特徴を持った絵が描かれたものがあるそうだ。
その1割を捜して、山本さんは「お絵かきプロジェクト」を続けているのだという。
そして、ツバルの子どもが描いた絵の中に、それがあった。
「地球に温度計が刺さっている絵」。この絵が山本さんを射止めた。

絵を描いた子どもとその家族を訪ねて山本さんは、親交を深めていく。
この交流によって、垣間見ることができるその国の問題点を山本さんは重要視する。

しかし、しずみゆくツバルの問題点が「海面上昇による環境破壊と国の崩壊」だというわたしの予想は、見事に外れた。
映像の中で語られるツバルの問題は、「人口増加」であり、「ごみ問題」であるのだった。
それは、さんご礁でできた特別な島、海面上昇でしずんでしまう国だけが持つ特別な問題ではなく、
地球上のどの国も考えなくてはならない地球全体の問題であった。
しずみゆくツバルの問題を取り上げながら、じつは、地球に起っている重大な問題を指摘しているのが、この映像だったのだ。

見終わったとき、他人事とは思えないメッセージを感じ取った。
地球の悲鳴が聞こえたような気がする。
人間が生きている限り、地球の環境は悪化する。
わたし一人の行動を変えたぐらいで、この悪化が収まるわけはないかもしれない。
けれど、なにか始めなければ。どんなに小さなことでも、わたしにできることから始めたい。

さて、大胆にも参加者にモニタリングを要請した山本さんであるが、
今回130人近い参加者から、何より得がたい貴重な意見が集まったはずだ。
わたしも、いつもより丁寧に感想を書いた。
ぜひとも、より精度を増した次回作ができることを楽しみにしている。
伊藤静香
| tsunagaletclb | 山本敏晴映像上映&ブックトーク「しずみゆく楽園ツバル」 | 21:45 | comments(0) | - | - | - |
山本敏晴映像上映&ブックトーク アンケートから
センターへ寄せられたアンケートの中から、
「公開可」とお答えいただいたご感想・ご意見を、抜粋でご紹介いたします。
今回、96通が寄せられました。本当に、ありがとうございました。

※( )内は、担当者より補足、コメントバックです。

・ 想像以上にひきこまれた。異なる意見が存在することを示しているところがよかった。

・最近真剣に地球と環境について考え始めたので、すごく勉強になり、「知る」ことってすごく楽しいと思いました。すぐにでも何かしたい!!って思いました。本当に来て良かったです。今日聞けたことを、私の周りの人に広めたいです。これからも少しずつ、私なりに地球を助けたいです。

・「考える」ことができたのは良かったです。

・映画内容がとても良く、感動しました。ただ、山本さんの話が少なかったので、全体の時間がもっと長くても良かったかなと思います。

・山本さんのお話、もっと聞いてみたかったです。(この感想多数いただきました)

・率直なお人柄が前面に出る対話があってよかった。

・環境問題は常時変化しており、今回のような世界の様々なところで進行中の状況を示し続けることは大切であると思います。

・山本さんの焦燥感すら感じさせる「行動」の力強さに圧倒されました。自分も微力ながら何かしなければ!と思いました。

・内容については、今まで知ることのなかったツバルを知ることができて良かったです。ただ、皮肉にも内容に反して暖房が強いように感じました。小さなことですが、少々気になりました。(←いつも調整に苦慮します。ご提案、ありがとうございました)

・実際に現場で活動している山本さんの生の声が聞けて大変勉強になったし、自分の活動にも生かせると思った。

その他感想、叱咤激励、たくさん頂戴しました。ありがとうございました。
今後の運営に活かしてまいります。(中村)
| tsunagaletclb | 山本敏晴映像上映&ブックトーク「しずみゆく楽園ツバル」 | 21:00 | comments(0) | - | - | - |
山本敏晴映像上映&ブックトーク 写真:「地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル」
2008年2月9日(土)
山本敏晴 映像上映&ブックトーク
 「地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル
  〜あなたのたいせつなものはなんですか?〜」が開催されました。

上映会&ブックトークのようすを写真でお伝えします!



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山本さんより、映像上映前の挨拶


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ブックトークの様子


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小学館編集者、廣野さんが飛び入りで挨拶!



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サイン会も盛況でした
| tsunagaletclb | 山本敏晴映像上映&ブックトーク「しずみゆく楽園ツバル」 | 20:28 | comments(0) | - | - | - |
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