つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
女性のためのブックトーク 報告:「女の遺言〜わたしの人生を書く」
タイトル女性のためのブックトーク「女の遺言〜わたしの人生を書く」
講師麻鳥澄江、鈴木ふみ
『女の遺言−わたしの人生を書く』(御茶の水書房)著者
と き4月19日(土)午後1時30分から4時
ところつながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
プランなごや21目標4:家庭・地域生活における男女の自立と共同参画
4−4:高齢期における男女の生活の自立と共同参画
コーディネーター林やすこ

4月19日(土)つながれっとNAGOYAでは
女性のためのブックトーク『女の遺言 わたしの人生を書く』が開催されました。

参加者は50余名。
麻鳥澄江さんと鈴木ふみさんとともに
自分の生き方や仲間、つながりのなかで生きることなどを
考える2時間半を過ごしました。

これまであまり語られることのなかった
女性の立場からの法的な遺言に関するお話とともに
女性たちの生き様や歴史、つながりのなかで受け継がれてきたことが語られます。
女性の財産と受け継いできた貨幣には換算できない大切なもの。
たとえば、選挙権、科学界での女性の地位向上のための公益信託(猿橋賞)、
国際的に女性たちの流れを作る活動・・・・
彼女たちが強い意志を持って次の世代へ手渡してきたことに心を動かされます。

遺言カードを使った遺言ワークショップを体験し
フラッシュ・カードを使った双方向参画型のブックトーク。
会場のみなさんからは うなずき、何かを感じ取った表情が伝わってきます。

キーワードは
“仲間”と“つながり”のなかで“聴きあい、語り合うこと”

受け継いだもの、大切にしたいもの、わたしから伝えたいことを選び取り
遺言を書く過程を経て、わたしの人生を創っていくのです。
そして、わたしたちひとりひとりの変化が、社会の変化へもつながっていく!

あとがきの一文
『「死」を話題にして語り合える人々のつながりは、生きている社会でともに未来をつくるつながりにもなると信じています』
そんな大きな視野をも含んでいることを感じる時間になりました。
(林 やすこ)
| tsunagaletclb | 女性のためのブックトーク「女の遺言〜わたしの人生を書く」 | 09:05 | comments(0) | - | - | - |
女性のためのブックトーク 感想:「女の遺言〜わたしの人生を書く」
「女の遺言」と、なぜ「女」とこだわるのか、こだわらなくてはならないのか―女性が置かれた現状から察しはついたが、ブックトークに参加して、わたしの答えが的外れではないことがわかった。

「わたしのことはわたしが決めていい」このブックトークで、わたしが一番感じ取ったメッセージである。

わたしがカナダで暮らしていたときに出会った日本人移住者の女性は、わたしに「will(日本で言うところの遺言)」を書くことがとても重要であり、特別な財産を持った人だけのものではないと教えてくれた。血縁と遠く離れて暮らすことを選択した移住者は、文化も宗教も違う中で暮らす。特にカナダトロントでは、多文化主義を尊重しているから、葬儀一つにしても多様である。自分がどの宗教で葬儀を行い、火葬か、土葬かも決めておかなければ、残された者は選択肢が多すぎて困るであろう。友人は、万が一子どもだけが残された場合も「信頼するカナダの友人を後見人にする」と「will」に記してあるそうだ。英語で教育を受け、カナダの価値観で育った子どもが、「血縁」というだけで親交のない日本人の親類に引き取られ、慣れない日本で過ごさなければならなくなるのを避けるためだといっていた。彼女は、「will」は自分がどうしたいのかをきちんと考えて決定した結果を書いたと言った。

日本はどうであろうか。自分のことを自分で決められる女性がどのくらいいるのであろうか。「わたし」がどうしたいのか、女性が自分の意志で「自己決定」ができる環境がいかに少ないか。親や配偶者(一般的に「主人」)に頼らなければならない女性の状況が、「自己決定」の権利と責任から遠ざけていると思う。
「わたしのことはわたしが決めていい」−どの女性にも「自分で決める力」があり、その価値があるはずだ。その力を取り戻そう。
『女の遺言』は、自分が亡くなったときのことをテーマにしているが、実は女性を一人の価値ある人間として認め、自分の生き方は自分で決めようという、女性への大いなる賛歌だと受け取った。
(いとうしずか)
| tsunagaletclb | 女性のためのブックトーク「女の遺言〜わたしの人生を書く」 | 22:45 | comments(0) | - | - | - |
女性のためのブックトーク 感想:「女の遺言〜わたしの人生を書く」
『女の遺言〜わたしの人生を書く』
どうやって死ぬかを見つめることは、どう生きるかを問うことになっていた。
わたしは日ごろから、この世を去るときのことを思うと胸が躍る。
本当の意味での、『おつかれさま!』を言える瞬間だと思っているからだ。
できるだけたくさんの人と、この『おつかれさま』を分かち合いたいと思っているし、
そのときばかりは、いっぱい笑っていっぱい泣いて、
『ありがとう』と『さようなら』を伝えたいと思っている。
ある時を境に、
わたしは、こんなふうに人生を終えるため、
普段からしていることがある。
それは、「思いを残さないこと。」
悔いとか、未練とかの感情が湧く前に、
そうならない選択をするようにしている。
わたしのために、自分にベストを尽くすという、シンプルなことを
心がけている。
死ぬために生きている、わけではないけど、
わたしのあと残りの人生は、もうなににも縛られることなく、
暮らしていきたいと思っている。
『女の遺言』のセミナーを聞いて、
今日はその思いがいっそう強くなった。
わたしの感情は、わたしで完結し、
あとにもさきにも残さずに
死んでいきたい。
そう生きたいと願っている。
(堀 貴美子)
| tsunagaletclb | 女性のためのブックトーク「女の遺言〜わたしの人生を書く」 | 22:00 | comments(0) | - | - | - |
女性のためのブックトーク 感想:「女の遺言〜わたしの人生を書く」
ブックトーク『女の遺言〜わたしの人生を書く』には、
自分と向き合うヒントや時間が得られるのを期待して参加した。
それは、本の帯に書いてあった、
「死」を考えることは 
いまの日々を創ること。
じっくりゆっくり
話題にしてみませんか。
という言葉が、わたしの心に留まったからだった。

慌しく過ぎていくばかりの毎日で、意識しなければ、
ゆっくり自分と向き合うことは、なかなかできない。
しかしわたしは「書くこと」に抵抗はないけれど、
自分の内面に向かいながら書くって、結構しんどそう。
ブックトークでは何が語られるのか、何を体験できるのか、
そんな興味もあった。

トークの合間にワークショップを体験しつつ進んだ、2時間半。
なにより、講師の麻鳥澄江さん、鈴木ふみさんのお人柄に惹かれた。
振り返って、わたしの印象に強く残ったのは、
「遺書は、自分の死後に読まれるものではなく、
遺書の最初の読者は、常に自分自身です」と語られたこと。
生きている自分を応援するためのもの、という言葉は、
とても前向きになれるメッセージだった。

もうひとつ、目を開かれる思いをしたのは、
「なぜ“女の遺言”なのか」を語られたとき。
未だに世界中で、弱者として存在し続ける女たちと、
女であるだけで、自分として生きられなかった時代とに、
確かに、わたしもつながっている。
イベントに参加するまで、あくまで
「わたしの遺言」と思っていた自分の視野を、少し恥じた。
けれど同時に、「つながっている」と感じたことは、
安心と心強さをもらえ、不思議と嬉しくもある感覚だった。

会場を見回すと、50名ほどの女性たちがいる。
知らない方のほうが多いけれど、同じつながりを持っている。
そして、あと50年もしたら、ここの大方の人は
すでに目に見える存在ではないのだ。
どう存在し、どんなつながりを創り、何を遺すか。
予想以上に
「わたしを生きる」ことのヒントをいただいた時間になった。

中村奈津子
| tsunagaletclb | 女性のためのブックトーク「女の遺言〜わたしの人生を書く」 | 21:00 | comments(0) | - | - | - |
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