2008.10.04 Saturday
報告:「みんながつながる文化祭」
タイトル | みんながつながる文化祭 |
講師 | 第一部:プレゼンテーション 第二部:ゲストトーク 広岡守穂・広岡立美 |
と き | 2008年10月4日(土曜日)午後1時30分から3時30分 |
ところ | つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ |
プランなごや21 | 目標4:家庭・地域生活における男女の自立と共同参画 |
コーディネーター | 中村奈津子・米山和恵 |
今の社会の中で、普段の生活では実感が難しくなっている
「世代を超えた、地域での、他者とのつながり」。
特に子育て世代にとっては、
地域のサポートが得られないまま、手探りの子育てをしたり、
24時間、育児に専念せざるを得ない環境で、
人として必要な「自分のための時間」が
確保できない状況に置かれている女性が多いのは事実です。
次世代の命をはぐくむ「子育て」を介して、
世代を超えた「つながり」が実感できるイベントにしたい。
タイトルにそんな気持ちを込めて、
「みんながつながる文化祭」を開催しました。
第1部では、
この夏に開校した「子育て応援!夏の学校」の受講生たちが、
それぞれのコース(情報学校、表現学校、交流学校)ごとに
学びとつながりから生まれた成果を発表して下さいました。
【情報学校】では、出来上がったブログやミクシィで
「できるだけ顔の見える、人とのつながり」が、
【表現学校】では、自分広告をとおして
「自分を見つめなおす」ことが、
【交流学校】では、仲間との詩の朗読から「自己表現」や
「仲間との信頼と連帯」が、目に見えて感じられました。
受講生の皆さんの表情に表れていた達成感と高揚感が、
傍で見ていても、うらやましく感じたほどです。
第2部は、
広岡守穂さん、広岡立美さんご夫婦のゲスト・トーク。
「子育て支援というのは、まず、親たちを支えること」
「孤独に子育てを抱えている女性たちが、
“周囲の人、社会に囲まれた自分”を実感でき、
主体的に自分の人生を考え、作り出せる社会を」と、
ご自身の子育てやお孫さんとの関わりを中心に語られたお話は、
子育てに関わる全ての人たちに
元気と励ましをもらえるメッセージがちりばめられていました。
今回、世代を超えて生まれたつながりが、
それぞれの中で実感し続けられることを願って、
今後もセンターから発信を続けていきたいと思っています。
(中村奈津子)