つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
報告:女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」
タイトル女性のための護身術/2008
Wen−Do 講演会&ワークショップ
講 師大沼もと子(Wen−Doインストラクター)
と き2009年1月17日(土曜日)
講演会 午前10時から12時
ワークショップ 午後1時30分から3時30分
ところつながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
プランなごや21目標2−1:女性に対するあらゆる暴力の根絶
コーディネーター眦舁拡子


Wen-Doとはカナダで生まれた女性のための自己防衛プログラムです。
今回は、昨年度に引き続き2回目です。多く方にWen-Doを知っていただきたいという思いから、体験を含んだ講演会を企画し、さらに深めていただくために、午後には、技を練習するワークショップをプラスしました。

 まずは、講演会。
Wen-Doの目的は、女性への暴力から身を守る方法を得ることで、自分自身が持っている力に気づき、自分にも暴力に対処することができるのだという自信を持てるようになることです。その効果として、緊急事態を察知する力を高め、暴力から身を守るための選択肢を増やすことができます。

Wen-Doの目的や効果についての説明から始まった講演会。さまざまな事例を交えながら、女性への暴力の現実が伝えられますが、悲惨な犯罪が語られてはいるものの、「明るくいきましょうね!」と大沼さん。講師の持ち前の明るさが、聴衆をひきつけていました。一人ひとり真剣な表情に、暴力に対する不安の大きさ、護身術に対する社会的ニーズの高さを感じました。

さらに、
・気持ちを落ち着かせるための呼吸法や気合を入れるための呼吸法
・声の出し方、使い方
・逃げることを目的とした護身術(技)
などを、フェミニストカウンセリングなごやのスタッフの方にお手伝いしていただきながらデモンストレーション。参加者の方にも、その場でできる範囲で体験していただきました。特に、おなかのそこから大きな低い声を出すやり方は、みなさんとても新鮮だったようで、自分にもこんな声が出せるのだという驚きを持って、体験していただけました。

 そして、午後からのワークショップ。
からだほぐしから始まり、からだがあたたまったところで、具体的な場面を想定した技の方法を、呼吸法+大声+技で体験。暴力に対して、力で対抗するのではなく、逆に相手の力を利用すること。相手に不意打ちを食らわせて、逃げること。1つの方法がダメなら、次を考える。など、身を守るために有効な多くの方法を、得ることができました。

担当スタッフをして、ワークショップを見守っていた私も、つい立ち上がってからだを動かしてしまいました。からだを動かしたり、声を出すことはとても気持ちがよく、このように自分のからだと仲良くなっておくことは、暴力に対する自分の直感「なんか変だな…」と感じる力を高めることにもつながるはずです。

講演会を含め、参加者の方々の表情がいきいきと変化していくのを見ていると、この体験が、何かしら心を捉え、役に立ったのではないかと思います。
アンケートの言葉からも、自分は守られるべき存在であることや、自分の中にも大きな力があることに自信を深めたことが伝わってきました。
•自分の直感を信じることが大切
•実際にやれるかどうかはわからないけれど、知っていたほうがよいと思うのでよかった。
•声の有効性がわかった。
•自己尊重をもって生きていくことが大切だと思った。
•自分を大切に思う気持ちが自分を守るということが印象に残った。
など。

女性への暴力―ゼッタイにNO!です。
この体験を通し、自分の持っている力に気づき、新しい強い自分に出会えたことは、大きな財産となります。大沼さんの「女性から女性へ伝えていくべきもの」という言葉に、Wen-Doの伝え手としての信念を感じます。私も、この言葉をよりどころとし、少しでも多くの女性に、ゆるぎない信念としてつないでいきます。

(眦舁拡子)
| tsunagaletclb | 女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」 | 23:50 | comments(0) | - | - | - |
女性のための護身術 講師からのメッセージ
結晶講師の方からメッセージが届きました。結晶

昨年、エイボン助成金を得て、名古屋市女性センターで初めてのWen-Doワークショップを開催しました。
そのご縁で引き続き今年も、新たに講演会&ワークショップという形式で開催できたことを嬉しく思っています。
この企画にはフェミニストカウンセリングなごやのご協力もいただき、
熱意あるスタッフに支えられて実現できました。本当に感謝です。
今回は、私にとっても初めての講演会です。
ワークショップは安全のために定員が20名と限定されています。
一人でも多くの女性に自分の身を守る方法があるということ伝えたいと思い、
講演会という形式にしました。

講演会というと、演台で講師が一方的に話をすることになります。
2時間一人で一方的に話をするのは、正直苦手です。
講演会の中でも何か体験できることをやりたいと思い、デモンストレーションを交え、
大勢でもできる暴力に遭ったときにパニックにならずに自分を落ち着かせる呼吸法、
身を守るための行動を起すために気合を入れる呼吸法、
大声の出し方、手をつかまれたときのはずし方など、その場で参加者にも実技練習してもらいました。
体験したことは、身体のどこかに残ります。
Wen-Doの醍醐味というのは、理屈抜きで自分の持っている力を実感できることです。
子どもや女性が暴力被害者になるのは、なぜか?私たち自身が弱いと思わされているからです。
暴力に対して怒りを感じることも強さですし、自分の恐怖を受け止めることができるのも強さです。
いざというときに自分には何かができると思えることも強さ、あきらめないことも強さであり、
自分の直感を信じることも強さです。
暴力が起きる状況は千差万別です。そのときの自分にできる最善策を知っているのは当事者です。
暴力という理不尽な行為にたいして、どう対処したらよいのか、
自分で選ぶことができるのだという話を通常のワークショップより、
長い時間を使って講演会で話をすることができました。
午後のワークショップは、そのお陰で通常の2時間の内容よりも多くの実技を提供できました。
たった、2時間で全部の技を覚えようなどと思わなくてよいのです。
好きな動きを一つ持っているだけで、いざというときにはこれを使って自分を守るという気迫で、
被害に遭いにくくなるということがあります。
最善の護身術は護身術を使わないでいられる状態に身を置く事です。

名古屋でWen-Doに参加していただいた方が、一人でも多くの女性たちに
自分を守る方法があるのだということを伝えていただければ嬉しいかぎりです。
それが地域の防犯意識を高めるための貢献になるでしょう。
ワークの前と後の女性たちの表情の変化。これがWen-Do効果です。
私自身が名古屋の女性たちの力強さにエネルギーをもらいました。
エネルギーは相互に還流するのです。
名古屋の女性たちにブラボー!
| tsunagaletclb | 女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」 | 22:30 | comments(0) | - | - | - |
感想:女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」
女性のための護身術(WEN-DO)に参加して

共催者側という事もありましたが、護身術、女性が身を守るとはどういうことなのか、どういう視点からの講座なのかとの興味もあり参加を楽しみにしていました。
 お会いした短髪の講師は、華奢ですが、その立ち姿には隙が無く迫力が有りました。
午前の講義で「護身術の目的は逃げること。逃げる隙を作るための攻撃である。効果は女性が自分の持っている力を取り戻し、自信を持てるようになること。身を守る選択肢を多く持つ事が暴力防止策として有効である」と聞き、カウンセリングという方法で女性の支援をしている私たちの活動と、方法は違うが目指す方向は同じだと親しみを覚えました。
デモンストレーションでは、相手役を務めさせていただき、講師の射るような眼差しから、「自分の身を守るには覚悟が要る、その瞬間は自分の力のすべてをそこにかける」そんな決意が伝わりました。事前の打合せで講師から「怖いかもしれません」といわれていましたが、それは攻撃されることを体験する怖さということではなく、自分の身を守るというのは、このくらい真剣で、なりふり構わないものなのだ、あなたにはできるのかと突きつけられるような怖さでした。
午後からの実技では、身体を動かし、声を出しました。練習しているのは相手への攻撃なのですが、自分の体がだんだんほぐれていき、床にたたきつけるような声を出すことにも抵抗がなくなるころには、身も心も解放されるような心地良さを感じていました。それは多分私にだけおきていたことではなく、部屋全体に和んだ熱気が漂っていたように思います。
講座の最後に円陣を組み、講師の「WHO IS THE  BOSS」(あなたの人生の主役は誰だ)の問いかけに全員で「I AM」と応じることを繰り返しました。一人の人が「目がうるうるした」と感想を述べられましたが、それは、27人の女性の気持ちが、ひとつになったと感じられた瞬間だったと思えるのです。
講座を通じ、講師からは護身術という技を学んだという事だけではなく、「理不尽な暴力は許さない」という強い思いと、「どんな環境にあっても自分にはやれる事がある」というメッセージをもらい、自分の身を守るとはどういうことなのかを考えさせられました。
(フェミニストカウンセリングなごや スタッフ)
| tsunagaletclb | 女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」 | 22:00 | comments(0) | - | - | - |
感想:女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」
 私がこの講座に参加した動機は、ほんとに軽くて「参加してみない?」と声をかけられたことと、護身術ができたらかっこいいなと思ったことだった。でも参加してみると今までたくさんの講座に参加してきた中のベスト3に入る自分への影響の大きな講座になった。
 今までの人生の中で、自分を守るのは警察とか他の誰かとなんとなく考えていた自分がいたが、この講座を受けて自分を守るのは自分自身しかいないということを再確認できた。護身術は、相手に勝つことが目的ではなくて逃げることが目的ということもわたしにとってはびっくりした。なんとなくイメージは、柔道の一本投げのような感じで相手を打ち負かすイメージだったからだ。
 講座の中では、具体的に呼吸法やウエンド−の実技を実際に体験し、どのような場面でどんな技を使うか講習を受けたが、それも万能の特効薬ではないとのことだった。でも、この講座を受けることで受講前の自分とは180度身を守る意識の違う自分が、今存在できている。そして、一番大切なことは、自分自身を大切にできない人は自分の事を守れないということだと思った。護身術は護「心」術であることを強く強く感じた。
 講座の最後に、円陣を組み英語で「あなたのボスは誰?」の問いかけに「アイ・アム!」と全員で言ったとき、熱いものがこみ上げるのを感じた。そして、参加している人一人一人が参加する前とはぜんぜん違う気持ちになっていることが感じられた。「天災は忘れた頃にやってくる」というけれど、「備えあれば憂いなし」学んだことをいつでも活かせる自分でいたい。そして、守るべき自分を大切にしていきたいと思った一日だった。
(奥本 晃子)     
| tsunagaletclb | 女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」 | 21:50 | comments(0) | - | - | - |
写真:女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」
講演会の様子
講演会の様子

デモンストレーションを交えて(多人数で襲われそうになった時)
デモンストレーションを交えて(多人数で襲われそうになった時)

講演会の様子
講演会の様子

ワークショップにて
ワークショップにて

講座の感想を全員で共有
講座の感想を全員で共有
| tsunagaletclb | 女性のための護身術/2008「Wen-Do講演会&ワークショップ」 | 20:00 | comments(0) | - | - | - |
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