2009.06.28 Sunday
報告:ワークショップ「エコクラフト〜もったいないを家庭から〜」
タイトル | ワークショップ 「エコクラフト〜もったいないを家庭から〜」 |
講 師 | 多崎恵美子 (手あみ生涯学習グループ代表) |
と き | 第1回 2009年6月28日(日曜日)午前10時から12時 第2回 2009年7月9日(木曜日)午前10時から11時30分 第3回 2009年7月16日(木曜日)午前10時から11時30分 第4回 2009年7月23日(木曜日)午前10時から11時30分 |
ところ | つながれっとNAGOYA セミナールーム1 |
プランなごや21 | 目標6:国際社会における男女共同参画 目標6−3:環境問題への男女共同参画 |
コーディネーター | 高島 由美子 |
〜Tシャツ2枚で布ぞうり〜このタイトルにたくさんの申込みがあり、会場は受講者でいっぱい。時間内にできあがるのだろうか?という不安の中、ワークショップは始まりました。
「子どものころゴムとびやったことある人〜?その要領で布をつなぐのよ。」
「この方法が一番洗濯に耐える!」
このワークショップには、生活の知恵がいっぱい散りばめられています。〜もったいないを家庭から〜を自ら実践している多崎先生ならでは。歯切れのよい説明は、とてもわかりやすく、受講者それぞれスムーズに作業を進めることができました。
初めて会ったものどうしが話したり、教えあったりするのもワークショップのよいところ。
「みんな持ってきた布が違うのだから自分でやってみて調節してね。お隣の布もさわってみてね〜」
「手間ひまかけた昔のくらし方は、環境にとっては画期的で新しい。」「次の世代に知恵を残していくことが、年長者の大切な使命である。」と多崎さんは言います。なるべく家庭でごみを出さないことが基本。多崎さんの考え方は、一本筋が通っており、説得力があるのは、生活実践者としての経験の積み重ねがあるからでしょうか。
多崎さんは、環境問題を身近な視点で考え実践する講座を、さまざまな場所で展開されています。自らのポリシーを持ち、意見をはっきり言う多崎さん。そのいきいきと活動する姿は、女性の生き方として参考になり、男女平等参画推進センターにふさわしい講師の先生です。何歳になっても人は輝ける、先生からそんなメッセージを感じました。
講座が終わった時には、ほとんどの参加者が布ぞうりの片方を作り上げ、満足そうに帰っていきました。家庭にある布を、最後まで使い切る。それぞれの家庭で、実践することがごみ発生抑制につながります。ごみの処理には税金が使われるのですから!(←多崎先生談)
(高島 由美子)