つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
報告:つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」
タイトル つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」
と き 2011年10月1日(土曜日)午後1時30分から4時
ところ つながれっとNAGOYA 交流ラウンジ
国の基本計画との関連 第11分野:男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実
第13分野:メディアのおける男女共同参画の推進
名古屋市基本計画との関連 目標1:男女の人権の尊重
メディアにおける男女の人権の尊重
目標2:男女平等・男女の自立のための意識改革
Ω把蠹性別役割分担意識の解消に向けた啓発・相談
コーディネーター 高島由美子


10月1日(土)つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」を開催しました。秋晴れのさわやかな日に、多くの方のご参加をいただきました。

「わたしのニキ」はフランスの女性造形作家ニキ・ド・サンファルの作品を所蔵するニキ美術館と、初代館長の増田静江さんのドキュメンタリー映画です。
年代を追って映し出されるニキの作品には、ニキの悲しみや苦悩そして自己回復、愛など、ニキの人生そのものが表現されています。また、ニキの作品と運命的な出会いをした増田さんが、どのような思いで那須にニキ美術館を建てたのか、ニキの作品やニキ本人との交流を通して、どのように心を解放し、前進するチカラを得ていったのかなどが、増田さん本人から語られています。

何か(誰か)との出会いが、その後の人生に大きな影響を与えることは、多かれ少なかれ、だれにでもあるものです。そんな自分への投影の思いもあってか、参加者は、食い入るように映像を見つめていました。

上映会終了後は、5〜6人のグループに分かれて、お茶をいただきながら、感想など自由に話し合っていただきました。話は最初から盛り上がり、尽きることがありませんでした。そしてニキ美術館が閉館した今、ニキの作品がどのような場所で見られるかなどの情報交換をし、交流会を終えました。

那須高原の美しい景色、風の音や川のせせらぎ、新緑や四季の花々など、自然の姿に癒され、ニキの作品にふれて芸術の秋を満喫し、増田さんの物語を聴いて、自分の人生とゆっくりと向き合うことのできた充実した1日でした。
(高島由美子)

| tsunagaletclb | つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」 | 23:00 | comments(0) | - | - | - |
感想:つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」

  【私は、テロリストになるかわりにアーティストになった】
ニキ・ド・サンファルのこの言葉は、とても私の心に残りました。深く考えさせられる言葉です。映画鑑賞後の交流会でも、私のグループではこの言葉の持つインパクトが話題になりました。なるほど確かに、テロリストは暴力によって人々に主張し現状や社会を変えようと試みます。自分が抱えた問題や葛藤を克服し、主張する手段としてニキが選択したのはアート。誰も殺さなかったけど、抱えていたものの重さとそれに対する反発の大きさがうかがえます。


私ごのみのアートかどうかは別として、ニキの作品たちはなぜだか、どうしようもなく、私を引きつけてしまいました。おそらく、増田静江さんが最初にニキの版画を見た時に受けた衝撃もこのような感じではなかったか、と思います。何とも言えないこの魅力とパワーはどこから来るのでしょう。

抱えていた問題や葛藤が重いほど、それを克服するためのエネルギーは大きくなり、それがニキの作品を通して私たちの心に響いてくるのかもしれない・・・。ニキが抱えていたものの重さをこの映画でほんの少しだけ知っただけですが、そんな風に思えました。そして、ニキが感じた不条理や問題は、大なり小なり女性たちが感じている問題に共通しているのかもしれません。だからこそ、ニキの作品に引きつけられずにはいられないのかも。


ニキと増田静江さんの関係も、なんだかとっても素敵でした。「前世ではきょうだいだったのかもね。」というニキに、「いや、私は裁判官で魔女だったあなたを火あぶりにしたのよ。」という増田さん。「そういわれてみれば、私は火あぶりのような感覚がずっとあったわ。」というニキ。なんて率直でユーモアあふれる会話ができる二人なんでしょう。ニキの人間的な魅力もさることながら、増田静江さんはとても斬新で進歩的な女性だと思います。「自分の給料は全部、自分で使いたいよ」と夫に言われ、「それもそうだろうなぁ。」と思い
以後、夫が定年で退職するまで夫の給料はもらわず自分で働いた、なんて・・・かっこよすぎます!


私が気になったのは【日曜日の散歩】という作品。『貪る母シリーズ』の中の作品だそうです。「生活力のある夫との生活に安住して、体や顔がくずれちゃっている。」という解説にドキっとさせられました。自戒の念もこめて、記憶に刻み込んでおかなくては・・・。


那須にあるニキ美術館のまわりの、四季おりおり風景がほっと息抜きになって、これもまた良い映像効果でした。ニキ美術館が閉館してしまって、本当に残念です。というか、開館当時、ニキのこともニキ美術館のことも知らなかった、自分の情報アンテナの低さが残念でなりません。今、ニキの作品に出逢える瀬戸内海の直島やイタリア・トスカーナ地方野外彫刻庭園「タロットガーデン」にいつの日か行ってみたいです。「私のやりたいことリスト」にひとつ、項目が増えました。これからの人生に楽しみが増えるってうれしいですね。


つながれっとシアターで「わたしのニキ」を見て、いろんなことに気づかされ、素敵な女性たちの生き方に触れることができ、これからの人生の楽しみもひとつ増やすことができて、本当によかったです。いろんな「出会い」の機会を、どうもありがとうございました。
(松口かおり)

| tsunagaletclb | つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」 | 22:30 | comments(1) | - | - | - |
写真:つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」
 
映画上映中 ニキの作品に思いをはせて


交流会の様子 熱く語り合う参加者
| tsunagaletclb | つながれっとシアター&交流会「わたしのニキ」 | 21:00 | comments(0) | - | - | - |
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