つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
報告:ブックトーク『定年、そして10万時間』
  
タイトル ブックトーク『定年、そして10万時間』
と き 2012年12月9日(日)
午後1時30分から3時30分
ところ つながれっとNAGOYA
交流ラウンジ
国の基本計画との関連 第3分野 男性、子どもにとっての男女共同参画
第5分野 男女の仕事と生活の調和
第7分野 貧困など生活上の困難に直面する男女への支援
第11分野 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実
名古屋市基本計画との関連 目標2 男女平等・男女の自立のための意識改革 Ω把蠹性別役割分担意識の解消に向けた啓発・相談 地域・家庭における男女平等教育の推進
目標4 雇用等における男女平等 雇用等における男女平等の推進・啓発 男女労働者が働き続けるための子育て・介護支援
目標5 家庭・地域における男女の自立と平等参画 庵棒の家事・育児・介護等への参画促進 叡楼莖萋阿砲ける男女平等参画の促進 温睥雋における男女の生活の自立
コーディネーター 渋谷典子


12月の市民交流事業は、『定年、そして10万時間』を執筆された上鵜瀬孝志さんと、俳優の早川けいさんをお迎えし、「どうする? どうなる? 定年後!」と題した、ブックトークを行いました。上鵜瀬さんはコピーライター。13年前に市民活動グループ「ウイ!エルダーマン」を起ち上げ、団塊世代の男性を中心としたメンバーとともにセミナーなどを開催されています。今年3月「男たちの文化祭」においてもお二人にはパネリストを務めていただきました。今回は、早川さんに上鵜瀬さんの著書から朗読をしていただいて、10万時間をいかに生きるかを一緒に考えました。


上鵜瀬さんが「ウイ!エルダーマン」をスタートさせたのは、50歳の時。きっかけとなったのは、神戸在住の元同僚の言葉です。阪神大震災で仕事を失い、名古屋に戻ってきた彼から「将来はどうなるかわからないと思っていた方がいい」と聞かされます。そこで、「男性」をテーマに仲間のネットワーク作りのためのグループを開始しました。現在では、メンバーの様々な経歴や興味を活かして、海外の子ども支援や演劇などの活動が広がっています。


「10万時間」って何だろう?と思っていたら、最初にその解説から、お話がスタートしました。定年の60歳から男性の平均寿命の79.6歳までには19年あります。1日のうち、睡眠など必要な時間を除いた残りの時間、つまり自由になる時間が14.5時間とすると、×365日×19年で、約10万時間です。平均寿命が男性より長い女性は、さらに5万時間プラスの15万時間です。定年後の自由時間は、大まかにいうと人生の3分の一にあたるそうで、ことのほか長いことを実感しました。


本の出版にまつわることなど興味深い話が続いて、思わずくすっと笑ったり、ふっと自分の将来を想像したり。後半は、早川さんの朗読とともに、お話が進みます。
10万時間を充実させるたくさんのヒントのうち、重要なポイントをまとめると、第一に「健康」ですね。健康でなくては楽しく過ごせません。団塊の世代は人数が多いので、将来、病気になっても病院のベッドが足らず、入院治療が受けられないかも…と聞くとこれは大変。今のうちから、体力作りと日頃の自分のケアが欠かせませんね。


次に「ライフプランを準備すること」。定年後の生活をなるべく具体的に計画して、趣味や生きがい作り、家計の見直し、介護のあり方などイメージし、できることは今からスタートしておくのが役立ちそうです。簡単な料理作りや家事一般、身の回りのことがとりあえずでもできれば、家族に感謝され、“おひとりさま”も怖くないでしょう。転ばぬ先の杖ですね。


最後に重要なポイントは、「パートナーや友人関係とのコミュニケーション」でしょう。男性にとっては、これが一番の要なのかなと感じました。会社勤めで身につけた価値観、なかでも相手と競争モードになってしまうことから意識的に抜け出せば、気楽な仲間作りにつながりそうです。
上鵜瀬さんは、人との関係性を作るためには「“ありがとう”が言えることが大事」と話されました。また、「“ごめんなさい”が言えれば、関係性がリセットされて、また新しく始めていくことができる」とも。この2つは、関係作りに欠かせない言葉なのですね。


早川さんの伸びやかなお声を聴いていると、実際にその状況に自分が立たされているようでした。男性の参加者の方には、より身に迫るようで実感しやすかったのではないでしょうか。
男性の定年後に関わる、たくさんのデータを読み解いての内容でしたので、女性の私にも納得がいきやすく参考になること多々あり、でした。


参加いただいたのは男性が8割くらい、50代を中心に、なかには30代の若い世代のカップルの方も。アンケートの回収率がすばらしく、皆さんの関心の高さがうかがえました。
来年3月9日、10日には、お二人に担当していただいて、男性限定の定年後の充実した生活への準備講座「男(わたし)の居場所見つけ塾」も開催されますので、ぜひご参加をお待ちしております。 (塚田 恵)

 

| tsunagaletclb | ブックトーク『定年、そして10万時間』 | 23:50 | comments(0) | - | - | - |
写真:ブックトーク『定年、そして10万時間』
イベント当日の様子をお伝えします!


◆ブックトークが和やかな雰囲気でスタート!
12月市民交流事業01 


◆当事者として、家族として、だんだん真剣になってきました。
12月市民交流事業02


◆講師の上鵜瀬孝志さん、朗読を担当する早川けいさん。
12月市民交流事業03
| tsunagaletclb | ブックトーク『定年、そして10万時間』 | 10:42 | comments(0) | - | - | - |
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