つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
報告:講演会&交流会いまこそ、中部から発信!「働く女性の交流会」
タイトル 講演会&交流会いまこそ、中部から発信!「働く女性の交流会」
と き

2014年2月21日(金)午後3時〜6時

ところ つながれっとNAGOYA交流ラウンジ
国の基本計画との関連 第1分野 政策・方針決定過程への女性の参画の拡大
第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革
第4分野 雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保
第5分野 男女の仕事と生活の調和
第7分野 貧困など生活上の困難に直面する男女への支援
名古屋市基本計画との関連 目標2 男女平等・男女の自立のための意識変革
目標3 方針決定過程への女性の参画
目標4 雇用等における男女平等
目標5 家庭・地域における男女の自立と平等参画


2月の市民交流事業は、公益財団法人21世紀職業財団との共催で「働く女性の交流会」を開催しました。講演、パネルディスカッションのほか、参加者の交流会と盛りだくさんの内容。約90人の参加があり、3時間にわたるプログラムは大変盛況でした。

第1部は、「トップが語る」―女性の活躍推進に向けて!ダイレクトメッセージ―をテーマに、松浦信男さん(万協製薬株式会社代表取締役)と岩田喜美枝さん(公益財団法人21世紀職業財団会長)、お二人の対談で進められました。万協製薬は三重県多気郡にある社員数約120名の会社です。社員の男女比が五分五分。それだけでなく管理職数についても、男女比ほぼ五分五分であるという点に驚かされます。企業理念として「従業員の心物両面の向上」を挙げ、松浦さんは「社員が離職しないですむためのしくみ」を考え続けているそうです。それを具体化して、多様な工夫が制度化されています。3年間の育児休暇に加えて、子どもが小学生就学までの間は時短勤務が選択できること、男性の育休取得も多くあり、育休中の男性社員に育児体験を報告してもらう機会を設けるなど、大変ユニークです。それらの工夫の結果、出産・育児を理由に退職する女性社員は皆無になったそうです。中でも興味深いのは、社内に、年代が異なる社員数人で構成される疑似家族のようなグループを設け、気軽に相談できる工夫をしている点です。このようなきめ細かな配慮のほとんどは、専務として会社を支えながら、3人の子どもを育ててきたパートナー(妻)のアイディアだそうです。万協製薬のように、女性に対して選択肢を提供する企業がもっと評価を得るようになれば、そして、そのような企業が社会のスタンダードとなれば、きっと社会全体が大きな変化を遂げるはずです。

続いて第2部は、パネルディスカッション「活躍する女性たち」―次代の女性たちへ!応援メッセージーをテーマに、パネリストとして、東海東京証券株式会社執行役員の北川尚子さん、株式会社ジェイアール東海高島屋常務取締役営業本部長の宇都宮優子さん、岩田喜美枝さん(コーディネーター兼務)がご登壇されました。三人に共通するのは、「企業経営の主体となる執行役員の経験がある女性」という点です。
冒頭の自己紹介に続いて、役員という立場での経験、それまでの立場との違い、女性役員として会社に貢献した点などを中心にお話いただきました。共通したことは、ロールモデルとなる先輩の不在です。つまり、自分のキャリアプランにとって参考となるような、執行役員となった女性の先輩がほとんどおらず、将来が計画しづらい点でした。そのような経験をされた方々の「自分が後輩の女性にとって役に立ちたい」思いが印象に残りました。女性が執行役員であることのメリットとしては、「初めての女性の執行役員」ということで、メディアから取材を受ける機会が増える点、経済界などとのネットワークが拡がること、女性ならではの感性やコミュニケーション能力が活かせることが挙げられました。今後も女性の執行役員が活躍することで、新しく多様な企業活動が展開し、企業イメージ・価値はますます向上するでしょう。女性の執行役員の存在は、企業のメリットとなることは明白です。

第3部では、「ここから拡がるネットワーク」―中部発信!つながるわたしたち―参加者一人ひとりが主役となる交流会です。飲み物とフルーツケーキを手に、テーブルごとのグループで自己紹介の後、それぞれの経験や関心ごとなどを分かち合っていきます。参加された方々は、学生、育児をしながら働く世代、管理職として活躍される方、資格を活かして仕事をしている方、退職を控えた方など、年代も立場もさまざまです。また、働く場所もこれまでのキャリアも多様な女性たちが集まっていることから、名刺交換と交流の輪があちこちで広がっていきました。今日できたネットワークから、新たな活動が広がっていくことを強く願いました。

今回のプログラムは、女性社員の活躍が当然と考える松浦さんのお話や、女性の執行役員である方々の体験談など得るものが多く、加えて、参加者のネットワークづくりに対する熱意が強く伝わる機会となりました。身近なロールモデルに恵まれない方も、このプログラムで大いに励まされたのではないでしょうか。
女性の社会進出度が先進国で最下位の日本において、女性が活躍できる社会をつくるには多くの課題があります。さまざまな課題を乗り越え、社会を変えるためには、私たち一人ひとりの取組みが重要です。今日のプログラムがそのきっかけになるはず…そう確信しました。 (塚田 恵)

| tsunagaletclb | 講演会&交流会いまこそ中部から発信!『働く女性の交流会』 | 23:14 | comments(0) | - | - | - |
写真:講演会&交流会 いまこそ、中部から発信!「働く女性の交流会」
「働く女性の交流会」の様子です。

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