2011.07.03 Sunday
共催機関の感想:つながれっとシアター&交流会「幸せの経済学」
「幸せの経済学」の上映会に参加しました。映画の中にあった、大企業がいま膨れ上がりすぎていている現実に力を与えてしまっているのは私たち消費者自身なのだということが、心に残っています。私たちは、もっと地域に目を向けることの意味をそれぞれが理解したうえで、何か行動を変えて行くことができないものかと改めて思います。
「地域社会のつながりを取り戻す」ということにとても興味を持っています。そのことは地域社会の価値を再発見したり真の豊かさを探し始めることから始まるのではないかと思いました。私たちは、その必要性を実感、自覚して初めて動きだせることだと思います。
最近の社会をみているとその流れはすでに出来つつあるのかもしれないとも思いますが、どうしたら価値観から生き方まで変えることができるのか、そのきっかけをどうしたらつくることが出来るのかには悩みます。
上映会の後の交流会では、参加者が9つのグループに分かれて「映画を見て感じたこと、あなたのこころにわき上がってきたことは何ですか?」というテーマで話し合いをしました。想像以上に各グループで話し合いが活発で、参加者の皆さんは何かに気付き始めていたから、この上映会に参加されたのかな、と感じました。
映画の内容や、参加者の方々の姿勢からとても学びが多い会でした。このような映画を見るということも、消費者である人びとが意識や行動を変えるきっかけのひとつになるのだとすると、今後も実施していけたらいいと思っています。
(平野良子)