つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
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女性のためのブックトーク 感想:「女の遺言〜わたしの人生を書く」
ブックトーク『女の遺言〜わたしの人生を書く』には、
自分と向き合うヒントや時間が得られるのを期待して参加した。
それは、本の帯に書いてあった、
「死」を考えることは 
いまの日々を創ること。
じっくりゆっくり
話題にしてみませんか。
という言葉が、わたしの心に留まったからだった。

慌しく過ぎていくばかりの毎日で、意識しなければ、
ゆっくり自分と向き合うことは、なかなかできない。
しかしわたしは「書くこと」に抵抗はないけれど、
自分の内面に向かいながら書くって、結構しんどそう。
ブックトークでは何が語られるのか、何を体験できるのか、
そんな興味もあった。

トークの合間にワークショップを体験しつつ進んだ、2時間半。
なにより、講師の麻鳥澄江さん、鈴木ふみさんのお人柄に惹かれた。
振り返って、わたしの印象に強く残ったのは、
「遺書は、自分の死後に読まれるものではなく、
遺書の最初の読者は、常に自分自身です」と語られたこと。
生きている自分を応援するためのもの、という言葉は、
とても前向きになれるメッセージだった。

もうひとつ、目を開かれる思いをしたのは、
「なぜ“女の遺言”なのか」を語られたとき。
未だに世界中で、弱者として存在し続ける女たちと、
女であるだけで、自分として生きられなかった時代とに、
確かに、わたしもつながっている。
イベントに参加するまで、あくまで
「わたしの遺言」と思っていた自分の視野を、少し恥じた。
けれど同時に、「つながっている」と感じたことは、
安心と心強さをもらえ、不思議と嬉しくもある感覚だった。

会場を見回すと、50名ほどの女性たちがいる。
知らない方のほうが多いけれど、同じつながりを持っている。
そして、あと50年もしたら、ここの大方の人は
すでに目に見える存在ではないのだ。
どう存在し、どんなつながりを創り、何を遺すか。
予想以上に
「わたしを生きる」ことのヒントをいただいた時間になった。

中村奈津子
| tsunagaletclb | 女性のためのブックトーク「女の遺言〜わたしの人生を書く」 | 21:00 | comments(0) | - | - | - |









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