つながれっとクラブ・イベントジャーナル

「つながれっとクラブ」は、名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)指定管理者 NPO法人参画プラネットが運営しています。
つながれっとNAGOYAで毎月開催される指定管理者 NPO法人参画プラネット主催のイベントの様子をみなさんにお届けいたします!
(当サイト中、意見にわたる部分については筆者の個人的意見であって、参画プラネットの見解を表明したものではありません)
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講演会 感想:「被害者の経験に学ぶ、ドメスティック・バイオレンスの構造」
「ドメスティック・バイオレンス(DV)」という言葉がまだ存在しない時代、
しかし、暴力は確かに存在しており、加藤さんはその被害者でした。
今「DV」という言葉を知っている人は増えました。DV防止法もできました。
けれど、ドメスティック・バイオレンスがどういうものなのか、
なぜ起きるのか、もし自分や友人が被害にあったらどうしたらいいのか、
を知らない人はまだたくさんいると思います。

だから、DV撲滅のために、加藤さんは闘い続けます。
DVのことをより多くの人に知ってもらうために。
彼女の娘と孫を殺した「加害者」は、終身刑で今でも生きている。
その怒り、くやしさ、悲しみを想像するだけでも
わたしの心は乱れ、胸をかきむしりたくなるほど加害者への憎悪が増してきます。
しかし加藤さんは、
「そのくやしさをポジティブに変えて今の活動のエネルギーにしている」といいます。
その言葉を聞いて、感情を超えた彼女の活動に敬意を持ちました。
彼女の「闘う」決意を強く感じた講演会でした。

もう一つ、印象深かったのが、マサチューセッツ州にある被害者シェルターは、
被害者が隠れるところではないということ。
シェルターでは普通の人と同じように子どもと生活し、
就労のための訓練も充実しているそうです。
たしかに、加害者が堂々と社会で暮らしているのに、
被害にあっている人が社会から隠れて生活しなくてはならないなんて
道理に合わないことです。
シェルターのセキュリティーがしっかりしていて被害者の安全が確保されているからこそ、
可能なことだとは思いますが、「人」として普通の生活が維持されることが
最重要だとしたら、日本の仕組みも工夫の余地があるのかもしれません。

わたしがトロント滞在中にボランティアをしていた日系支援団体ジャパニーズ・ソーシャル・サービス(JSS)でもDVの相談がとても多いそうです。
そのお話を加藤さんにもお伝えしたら、感心をもってくださいました。
加藤さんの住むボストンとトロントは、そんなに遠くありません(車で7時間ぐらい)。
日本経由で、加藤さんの活動とJSSの活動がつながったらうれしいなあ。
(伊藤 静香)
| tsunagaletclb | 講演会「被害者の経験に学ぶ、ドメスティック・バイオレンスの構造」 | 22:00 | comments(0) | - | - | - |









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