2009.08.27 Thursday
感想:シンポジウム「NPOのチカラ」
私は、昨年とある講座でジェンダーについて学ぶまでは、あまり、女性ということで不利益を被ったという記憶がない。(もっとも、そんな社会が当たり前だと感じていたために、疑問にも思わなかったのだと、後に気づいたのだが。)今回のパネリストは、私よりも先輩の方々で、女性をとりまく環境は今とは全く違ったようだ。彼女達は共通して、家や社会での、女性の地位について疑問をもっていた。同志をみつけたり、講座で学んだりして行動するうちに、力をつけ、NPOを立ち上げていかれた。まさに彼女達は男女に差がある社会に、体で違和感を感じ取り、1999年にNPO法が施行されたことにより、実践できる場を得て、行動してきた方たちだ。そんな彼女たちの話は大変力強く興味深いものだった。
まだ、歴史が浅いNPO。金銭的報酬の低さなど、これから解決していく問題も多い半面、組織運営や雇用形態に柔軟性があるなど、利点も多い。昨今、雇用情勢は変わり、今は女性の労働力に期待がかかる。社会も変わらなければいけなくなり、ワーク・ライフ・バランスが叫ばれているが、今こそ、NPOのチカラの発し時なのかもしれない、と感じた。
(大脇加奈子)
まだ、歴史が浅いNPO。金銭的報酬の低さなど、これから解決していく問題も多い半面、組織運営や雇用形態に柔軟性があるなど、利点も多い。昨今、雇用情勢は変わり、今は女性の労働力に期待がかかる。社会も変わらなければいけなくなり、ワーク・ライフ・バランスが叫ばれているが、今こそ、NPOのチカラの発し時なのかもしれない、と感じた。
(大脇加奈子)